2011年11月18日

2012年度当初予算についての要望書を提出

11月18日の午前中、「2012年当初予算要求について」の申し入れを行いました。
昨年が135項目、今年はさらに絞りこみ84項目に。その中から厳選した5項目の要望事項について、副市長に説明させていただきました。副市長からも、ていねいにコメントをいただき、緊急5項目は市長に伝えることを約束していただきました。

 以下、申し入れ文書の全文と重点要望、部局別要望を掲載いたします。


2011年11月18日 
城陽市長 橋本昭男様
                                    日本共産党城陽市会議員団
                                         団長 熊ア雅章  

2012年度 当初予算要求について 

日頃から、市政運営にご尽力いただいていることに心より敬意を表します。
 東日本大震災、原発事故対応、TPPへの参加問題、税と社会保障をめぐる一体改革など、民主党政権のもとで、国民の命と安全、くらしにかかわる問題で、日本の政治は重大な岐路に立たされています。
 とりわけ、復興財源と言いながら、過去最大257兆円の内部留保金をため込む大企業には今後15年間で12兆円も減税する一方で、収入減に苦しむ国民には11.2兆円もの増税をすすめようとしており、地方自治体においても、少なくない影響を与えることが予想されます。
 本市においても、連続する税収の落ち込みなどから厳しい財政状況にあることは理解するところですが、それだけに、市民サービスを低下させることなく、市民のエネルギーを集めながら、厳しい財政状況のもとでも、子育てを応援し、福祉の充実と地域産業の育成、いつまでも住み続けられる魅力あるまちづくりへと知恵と力を集める行政の積極的なリーダーシップが求められています。
 日本共産党城陽議員団は、橋本市長が国に対して、9条や地方自治の条項の全面改定などの憲法改悪に反対の意思を表明していただくことをはじめ、城陽の農業や商工業、市民のくらしに大打撃を与えるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加を中止するよう強く要望すること、国民健康保険料の国庫負担を増やすこと、介護保険の軽度認定者の利用に制限を加えないこと、消費税の増税に反対することなど、を市民の立場からはっきりと意見表明をしていただくことを強く要望いたします。
 同時に、来年度の当初予算にむけて、別紙のとおり、重点要求と部局別の要望事項を提出させていただきます。
 なにとぞ、精査のうえ、当初予算案に反映していただきますよう、申し入れるものです。



◇2012年度当初予算にむけての重点要望事項

1、財政健全化計画、行革の名のもとに、公共料金の値上げは行わないこと。 老人福祉センターの有料化および、コミセンの減免制度の見直しによる受益者負担の引き上げはおこなわないこと。
2、国民健康保険料を値下げし、安易な保険証の取り上げや「資格証明書」「短期証明書」の発行は行わないこと。
3、介護保険制度の改悪による判定基準の見直しと、介護施設の居住費・食費の負担軽減措置を国に求め、市独自の支援策を講じること。
4、分納相談中の滞納者については機械的に京都府税機構に送ることをやめ、丁寧な納税相談につとめること。
5、子どもの医療費無料化制度を、通院についても中学校卒業まで拡充すること。
6、すべての学校施設の耐震化工事を前倒しして、早急に完了させること。
7、小中学校に必要な教室からクーラーを順次設置すること。
8、小中学校の30人以下学級を実施し、義務教育費の国庫負担制度の堅持を国、府に働きかけること。
9、枇杷庄・寺田西保育園の統合保育園の移転候補地は、保護者、保育関係者、地域住民の声を十分にふまえて決定すること。運営の民間委託化は行わないこと。
10、新名神自動車道については、城陽〜大津間の建設は行わないよう、国に働きかけること。
11、(仮称)久世荒内・寺田塚本土地区画整備事業はいったん凍結し、地権者の間の十分な合意形成に努めること。
12、山砂利跡地に埋め立てられた産廃をすみやかに撤去すること。
13、山砂利跡地や場内の井戸及び調整池等において、環境基準に基づく地下水の水質検査を実施し、その結果を公表すること。市内の地下水汚染を防止するための調査を強化すること。
14、原子力災害に対応したものに本市の地域防災計画を抜本的に見直すこと。
15、住宅リフォーム助成制度を創設するとともに、耐震改修助成制度をより市民が利用しやすいように改善すること。


◇2012年度予算編成にむけての要望書 部局別要望事項

≪市長公室≫

1、自衛隊の実弾演習など、市民に脅威を与えるような訓練をやめさせること。また、長 
池演習場の実弾訓練による鉛汚染について、土壌と水質の調査を実施するよう京都府に働きかけ、自衛隊に改善を求めること。
2、虐待、DV、子育ての悩み等の相談活動を強化し、女性の地位向上をはかる施策を積極的にすすめること。また、女性職員の積極的採用と管理職への登用をすすめること。さらに、各種審議会等への公募による女性の登用を増やすこと。
3、職員の過度の時間外労働をなくすこと。
4、山城人権ネットワークから脱退すること。

≪総務≫

1、市民墓地を建設すること。
2、公契約条例を制定すること。
3、固定資産税の減免制度から事業所得者を排除しないこと。

≪市民経済≫

1、マル住融資は、市民が利用しやすい制度に改善すること。
2、今池コミセンでも住民票などの証明が受けられるよう、自動交付機の増設など、市民サービスの向上に努めること。
3、小規模事業者の「指名登録制度」を広く知らせて、地元の中小業者に対する官公需発注を拡大すること。
4、市内事業者の実態調査を行うこと。
5、資源ゴミとしての蛍光灯の拠点回収をはじめること。

≪農業・観光≫

1、生産緑地など優良農地を確保し、休耕田の積極的活用など、農業再生にむけた対策を強めること。
2、観光梅林の充実に努め、更新、改植、新植等への支援を積極的に行うこと。また、観光バス等の駐車場を確保すること。
≪福祉・保健≫

1、暮らしの資金の貸付限度額を増額すること。
2、生活保護の申請権を尊重し、人権を侵害するような扶養調査の強要などは行わないこと。また、「医療証」を発行すること。
3、生活保護の申請用紙を市民課、上下水道部、各コミセンの窓口に置くこと。
4、水道料金の減免制度を拡充すること。
5、市内にお産のできる医療施設を早急に設置すること。
6、子宮がん検診、乳がん検診を希望者に毎年実施すること。
7、入院給食費の患者負担の軽減をはかるため、低所得者への公費助成を拡充すること。
8、人間ドック、脳ドック検診の定員枠の拡充をはかること。
9、地域の高齢者の生活を総合的に支える拠点となる地域包括支援センターを増やすこと。
10、休日急病診療所の診療体制の充実をはかること。
11、シルバー農園を増設すること。
12、高齢者の住宅改良補助の限度額を引き上げるとともに、支給方法を改善すること。
13、特別養護老人ホーム、ショートステイ等の施設を増設し、待機者の改善をはかること。
14、福祉タクシーの利用対象者枠を拡充し、福祉タクシーの利用券を増額すること。
15、共同作業所への助成を拡充するとともに、施設への官公需発注や製品の販路拡大のために支援を行うこと。
16、障害者の市職員への採用枠を広げ、一般企業の雇用拡大へ積極的な援助を行うこと。
17、育児休業、求職活動中でも保育所の途中入所の基準を緩和し、希望者が全員入所できるようにすること。
18、在宅の低所得高齢者への熱中症対策として、クーラーの設置や電気料金の補助を行うこと。
19、病後児保育の利用拡充と病児保育を実施すること。

≪教育≫

1、法改正による就学援助制度の拡充をはかること。
2、義務教育費の父母負担の軽減をはかるため、修学旅行や宿泊学習費の補助、教材費などの増額をはかること。
3、各学校の洋式トイレを増設すること。
4、富野幼稚園での3歳児保育を実施すること。
5、各学校の図書室に専任の司書を配置し、蔵書を増やすこと。
6、学校給食は、給食内容の改善に努め、アレルギー対応食の拡充を図ること。安全な食材の使用に努めること。
7、各コミニュティセンターの洋式トイレを増設すること。

≪文化・スポーツ≫

1、車塚古墳、平川廃寺などの整備を進め12号古墳公園を中心にしたネットワークの整備をすすめること。
2、市民活動を支援するため、公共施設使用料の減免を維持し、文化パルクの使用料についても減免措置を適用すること。
3、公設の作品展示場や発表の場を新・増設し、文化活動の拡充に努めること。

≪道路・河川・公園≫

1、近鉄久津川駅周辺の交通渋滞を解消し、歩道設置による安全対策を行うよう、京都府に働きかけること。
2、久津川7号踏切の安全対策と三叉路の改修を早急に行うこと。
3、老朽化した側溝と道路を早急に整備するための予算を増額すること。
4、市道101号線、103号線、210号線のJR踏切の歩行者安全対策を行うこと。
5、今池川を西へ延伸し、木津川に排水すること。
6、公園の整備計画を策定し、水道設置費の補助を引き上げること。
7、市道204号線の大河原川の橋を拡幅すること。

≪山砂利対策≫

1、山砂利跡地の土石流対策、雨水の流出防止対策を強化し、防災の徹底を図ること。
2、保安林を復旧し、残存保安林は解除しないこと。
3、東部丘陵地整備計画は、緑の再生を基調とした計画に見直すこと。

≪交通≫

1、市内循環バスを市内全域で運行させ、市民の足を確保すること。
2、青谷駅上りホームへのスロープを設置すること。
3、市道深谷線(210号線)を追い越し禁止とし、30q/時へ速度制限をすること。
≪環境≫

1、大気汚染から市民の健康を守るため、NO2等の目標達成基準を市独自で定めること。
2、アスベスト対策を強化すること。
3、ゴミの減量と再資源化を図り、古紙の集団回収への補助金を増額すること。
4、ゴミの指定袋制導入にともなう有料化は行わないこと。
5、雨水タンク設置への助成を行うこと。
6、公共設備等での太陽光発電をはじめとする自然エネルギーの活用をはかること。
7、大気中の放射線量の調査を市独自に実施すること。

≪消防・防災≫

1、消防指針による消防職員・救急救命士の計画的な増員を進めること。
2、耐震性防火貯水槽を増設し、避難場所の防災用資器材や食料等の備蓄を拡充すること。
3、災害時の避難経路の明示をわかりやすくするとともに、被害想定を日常的に市民にわかりやすく知らせる方法を検討すること。

≪上下水道≫

1、水道管の耐震化工事をすすめ、安定した給水に努めること。
2、府営水の値上げをしないよう府に要望し、水道料金の値上げは行わないこと。下水道料金の引き上げは行わないこと。
3、水道原水の安全に努めること。



posted by jcpjoyo at 15:27| 京都 ☔| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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