2012年07月27日

平成24年第2回定例会(6月議会)を終えてを発表しました

平成24年第2回定例会(6月議会)を終えて

2012年7月27日 日本共産党城陽市会議員団
団長 熊崎雅章

◆城陽市議会の平成24年度第2回定例会が、6月11日から28日まで17日間の日程で開催された。6月議会には、平成24年度(2012年度)城陽市一般会計補正予算(第1号)など、7議案が提案された。とくに集中した論議となった議案が、城陽市立老人福祉センター条例の一部改正案である。この議案は、老人福祉センターの入浴料について、1日1人あたり100円を徴収し306万円の収入を見込むものであり、この額を基金として積み立て、老人福祉センターの維持・修理費用等にあてる内容であった。わが党議員団は、@入浴を楽しみにして来られる利用者から料金を徴収するなど、老人福祉施策という理念にそもそも反する。A100円とはいえ日常生活にかかる費用の新たな徴収はわずかな年金により生計をたてる高齢者に負担を強いるものである。以上2点の理由から反対した。

◆本定例会では、統合保育園の開園が平成25年4月に間に合わないことが報告された。もともと、立地環境に課題があり、保護者や市民の間から「場所の再考を」と、くり返し声があがっていたにもかからず、強引に計画をすすめてきた末の開園時期のずれ込みである。「年度途中での開園は、子どもたちも保護者にも不安を広げ、働く保育士にも多くの負担をかけることから、26年春のオープンにすべき」とわが党議員は迫った。行政は、「公立園で開設を延期して保育するのは、行財政改革の主旨からもできない」と表明、財政効率優先の立場を鮮明にした。わが党議員団は、「子どもたちに最善の利益を」との立場から、統合保育園の建設と運営について、引き続き、問題点と課題を指摘していくものである。

◆日本共産党議員団は、一般質問等で市民の切実な声を行政に届け、積極的な提言活動にとりくんだ。いのちと暮らしを救う生活保護制度について、保護申請を出させない「水際作戦」は行わないこと、ケースワーカーを増やし職員の過重負担をなくすこと、経験の浅い職員には、相談者の立場にたった研修・育成を求めた。また、利用件数が減り続けている本市の住宅資金融資制度の預託金の一部を活用して、住宅リフォーム助成制度の実現を迫ったが、行政からは前向きな答弁はなかった。その他、党議員団は、防災安全教育の取り組みや新市街地整備事業の問題なども積極的にとりあげた。

◆本定例会では、「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する決議」をはじめ、尖閣諸島や北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める意見書、基地対策予算の増額を求める意見書などが提案され、議員間で熱心な討議が行われた。

【東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する決議について】
 わが党議員団は、岩手・宮城における災害廃棄物の処理は、広域的に行われることが被災地の復興にとって必要との立場である。同時に、今回の決議が、@国の責任において処理に関する安全基準等、安全確保のための取り組みが的確に行われること。A災害廃棄物は、自治体で焼却されている「通常の廃棄物」と同程度の放射能の量・質レベル程度以下のものに限り=放射能ゼロであること。B取り組みにあたっては、住民への十分な説明と理解を求めること。以上の三点を盛り込んだ決議案となったことから賛成した。
【基地対策予算の増額等を求める意見書について】
 本意見書案は、固定資産税の代替的性格を有し、自衛隊施設等所在市町村の財政を補填する「基地交付金」について、減額されることがないよう国に対して求めることなどを柱にしたものである。わが党議員団は、「基地交付金」などが基地の設置・運用による近隣市民への障害の防止・軽減のために使われていることから、本意見書案に対し一定の理解を示したが、「基地周辺対策費」の拡充は、自衛隊基地の永久化につながる懸念もあり、本意見書案への賛否を保留した。
【尖閣諸島の実効支配強化を推進するための法整備を求める意見書】
 尖閣諸島が、日本固有の領土であり、政府が内外に道理をもってその正当性を外交力によってアピールすることが急務となっているが、本意見書案は、実効支配を強めるために、自衛隊の配備の強化を求める内容となっていた。外交力よりも武力による威嚇を助長し、理性的な対話を困難にする危険があることから、わが党議員団は、本意見書案に反対した。

◆新名神高速道路の大津〜城陽間の工事着工、久世荒内・寺田塚本地区の土地区画整備事業にかかる対象地域の都市計画決定などを受け、城陽市は開発中心のまちづくりをいっそう推進しようとしている。しかし、市民が切実に求めているのは、逼迫するくらしと営業を守り、住民福祉の充実のために、市民とともに知恵と力をつくす、身近に役立つ市政である。日本共産党城陽市会議員団は、今後とも市民の声を集め、くらし第一の市政実現へ、いっそう奮闘する決意である。

以 上

posted by jcpjoyo at 16:13| 京都 ☀| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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